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10月
昨日は秋の発表会Singin’ Partyでした。総勢41名。41曲。
毎回皆様の頑張りには脱帽ですが、今回は春の発表会から間がなくて、準備が大変だったのではないかと思います。皆様お疲れさまでした。
さて。
春の発表会は、大切な友人の一人の訃報を聞いた日でもありました。田村和大くん。
その日以来、私は音の中で彼に再び出会う瞬間を願っている。それは私の歌の中かもしれないし、誰かの演奏の中かもしれないし、生徒さんの歌の中かもしれないし、もしかしたら、雑踏の中かもしれない。
大切なことは小さな声で語られるから、耳を済まして聴き漏らさないようにしないと。
前日夜、レッスンを終えて帰宅して準備をしていた。一人一人の顔を思い浮かべ、ここはできるようになるかな?心配していたけれどうまくいくようになってきたよなとか、そういうのを考えていた。
結局それでも、歌うのは本人たちで、私はエネルギーを送ることしかできないわけで。
迎えた朝。
初めて出る方も沢山いらして、聞きに来てくださった方も沢山いらして、本当にありがとうございました。ドキドキしたりハラハラしたり涙が出そうになったり笑ったり。毎回いい会だなと思っています。
私自身についての反省点もありましたし、感じることも沢山あり、いろいろ考えましたが、とても心に残っているのがとある生徒さんの
「 沢山の辛いことがあって、歌えないかなと思ったけれど、教室のみんなと先生に支えられて、歌うことができました。今ここでこうやって歌えることが、ただ心から嬉しいです」
という言葉。大切にします。みんな健康第一で、楽しく歌っていってほしいと思います。
頑張った生徒さん全員にお疲れ様を伝えたいです。
またお運びくださった皆様と
店長をはじめとしたサムタイムのスタッフの皆様
山野ミュージックサロンのスタッフの皆様
カメラマンの矢野智美さん
サポートしてくださった、ベース安田幸司さん、ピアノ岡崎崇さん、ドラム今村健太郎さんに
感謝と愛を。こころから。